いつもと違った色のついた水が蛇口から吐水されてくる

亜鉛と同じく水道水にはミネラル成分としてのマンガンが含まれていて毒性がないものの黒い濁りを発生させるケースがございます。マンガンは、無機質で口に含んでも問題がない成分であり亜鉛の場合と同様にコップの中で放置していると透明に変化するば問題ありません。
ですが、蛇口から黒っぽい水が流れていれば誰でも気分を害することは言うまでもないことだと思います。あまりにも気になる場合にはお住まいの地域を管轄している水道局の指定業者にご相談をして調査してもらうと良いでしょう。指定業者を調べる方法は、管轄している水道局に問い合わせをしたら社名と電話番号を教えてもらえます。
上記以外にも色のついた水が嫁いされてくる場合があります。一番危惧されるのが、赤色や茶色っぽい濁りがある場合にはただちに地域を管轄する水道局の指定業者にご相談してください。

水道の蛇口そのものはサビにくい金属が使われていますが長く使い続けていたとしてもさびてしまう可能性が低いのですが、水道本管から蛇口までの間には、水道管やパイプなどが使われていて、経年劣化による影響で菅内がサビていることがあるからです。水道管内のことですから、目視確認ができない状態で確かめることが困難です。ですから、水道管内がさびているか他に原因があるのかを見極めなければならないからご相談されるのが一番望ましいと考えても良いでしょう。
また、集合住宅内で同じような現象が起こっている場合には、共有部の水道配管に問題生じていると考えられます。集合住宅などにお住まいの場合には、管理会社や大家さんにお伝えをして善後策を講じる必要がでてきます。自分勝手に対処をすれば自己負担となってしまう場合もありますので注意が必要となってきます。

吐水してくる水が濁っている

吐水してくる水が濁る原因はいくつかあります。以下はその一例です。

●工事が行われた直後
建物内の配管や水道管の工事が行われた直後は、水道管内に泥や鉄錆が混じっているため、水が濁って吐水されることがあります。
●地盤沈下
地盤沈下により、地中から泥が流れ込んで水が濁ることがあります。
●フィルターの汚れ
蛇口のフィルターに汚れがたまり、水が濁って吐水されることがあります。

解決策としては、まず、水道局に連絡して水質検査を依頼することをお勧めします。水道局から水質が問題ないとの回答が得られた場合、蛇口のフィルターを掃除することで改善することができます。フィルターが汚れている場合は、取り外して水で洗浄し、再度取り付けることが必要です。もし地盤沈下が原因であれば、専門業者に調査を依頼し、対処策を講じる必要があります。

水の色によって対処方法が子おtなる
水の色によって原因や対処方法が異なる場合があります。一般的に、水の色の変化は以下のような原因が考えられます。

●茶色や赤っぽい色
水道管内部で錆が発生している可能性があります。水道管の老朽化や経年劣化、または水道管の材質が鉄製である場合によく見られます。この場合、水道管の交換が必要になることがあります。
●白い色
水道水に含まれる気体が原因で、通常は無害です。水を一定時間放置するか、水道水を沸騰させることで改善される場合があります。
●緑色や青い色
水道水に含まれる銅イオンが原因である場合があります。銅管の使用や配管材料などが原因となることがあります。また、建物の周辺に農薬を使用している場合にも発生することがあります。銅イオンが原因の場合、水道管の交換や水道フィルターの設置が有効です。

以上のように、水の色の変化は原因によって異なるため、対処方法も異なります。まずは水道会社に連絡し、原因を確認することが重要です。また、水道管の交換や水道フィルターの設置については、専門業者に相談することをお勧めします。